地元企業等と連携・協働しながら、ものづくりへの情熱と誇りをもって専門知識と技術を習得し、勤労や職業に対する意識を育む教育活動を通して、目標に向かって積極的に挑戦する意欲をもち、地域や産業を支え、社会で活躍する人材を育成します。
■グラデュエーション・ポリシー(高等学校学習指導要領に定めるところにより育成をめざす資質・能力に関する方針)
○工業に関する知識・技術を身に付け、産業の各分野で活躍する人材を育成します。
○チャレンジ精神が豊富で創造力に富み、社会の変化や技術革新に柔軟に対応できる人材を育成します。
○豊かな人間性や社会性をもち、多様な人々と連携・協働できるコミュニケーション能力や幅広い視野と寛容な精神を有する人材を育成します。
○理想を追求し、自己を高め、地域社会の発展に貢献する人材を育成します。
■ カリキュラム・ポリシー(教育課程の編成及び実施に関する方針)
○普通科目では、基礎的な学力や教養を身に付けるために、ICT機器の活用による個別最適な学びと協働的な教育活動を行います。
○専門科目では、実験・実習により専門的な知識・技術・技能の基盤を形成し、課題研究を通してものづくりの実践から課題解決能力を育成する探究的な学びへとつなげていきます。また、4学科7コースごとに専門的な分野についてより深く学ぶ機会を提供します。
○工業の専門的な業務にあたる際に活用できる資格の取得を奨励し、更に学びを深めたいと考える生徒の希望に応える指導を行います。
○信頼される社会人として必要な職業観や勤労観を育むために、インターンシップや工場見学等により地域産業を肌で感じることができる教育活動を行います。
○様々な価値観に触れ視野を広げるとともに、他者と協働する姿勢を育むことができるよう、地域と連携した取組の中で、地域の方と交流したり課題解決について話し合ったりする活動を重視します。
○コミュニケーション能力や論理的思考力を身に付けさせるために、課題研究や地域と連携した取組の中で、主体的・協働的に学ぶ機会を提供します。
■ アドミッション・ポリシー(入学者の受け入れに関する方針)
○工業に関する知識・技術を身に付け、産業の各分野で活躍したい生徒を募集します。
○チャレンジ精神が豊富で創造力に富み、社会の変化や技術革新に柔軟に対応できる能力を身に付けたい生徒を募集します。
○豊かな人間性や社会性をもち、多様な人々と連携・協働できるコミュニケーション能力や幅広い視野と寛容な精神を身に付けたい生徒を募集します。
○理想を追求し、自己を高め、地域社会の発展に貢献したい生徒を募集します。
至誠・探究・創造
~新たな時代のものづくり産業を支える
ポテンシャリティをもった工業人の育成~
常に真実をとらえ、何事も誠実に履行し、自らを鍛え、そして積極的にチャレンジしていく生徒を育成することを目標に置き、技術革新や社会情勢の変化に対応した工業教育を推進するとともに、未来を創造し、その実現のために努力を重ねる健全な心身の伸長を図る。
学び 挑戦し 実現する
◇主体的な学習者の育成
・学習指導 ……… わかる授業を工夫し、ICT機器の効果的な活用により、基
礎・基本の定着を図る。
・進路指導 ……… 計画的な進路指導を行い、早期に進路目標を明確にさせ、
進路実現に向けて主体的に努力できるように支援する。
・生徒指導 ……… 社会人として通用するマナーやルールを身に付けさせる。
・教育活動全体 … 本校にプライドを持ち、生徒が楽しく生き生きと活動する学校づくりを行う。
・学校経営 ……… 積極的に地域貢献を行い、信頼される学校づくりを行う。
『 資格取得 』と『 自らの可能性 』への積極的な挑戦
「学び」「挑戦し」「実現する」
本校は、下関工業高等学校と下関中央工業高等学校の再編統合にともない、平成28年(2016年)4月に開校した4学科7コースを有する県内最大規模の工業高校です。あわせて、定時制課程も下関工業高校から本校へと継承されましたが、令和4年3月末をもって閉課程となりました。
両校合わせて約4万名の卒業生と、それぞれの歴史と伝統を引き継ぎながらも、新しい学校としてしっかりと歩み続け、平成31年3月に第1期生を送り出して以降、多くの卒業生が地域や社会に貢献しています。